デブサミ2006 1日目

今回は実装技術を中心に聴く予定だったので、.NET漬けです。
Developers Summit
会場:目黒雅叙園 西大井→品川→目黒(26分=乗車11分+他13分)
過去のDevelopersSummit

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講演前に、前の方の席に座っている人が『The Night At Dawn』という本を読んでいた。調べてみると冒険ものらしい。
アマゾン倶楽部 - The Knight at Dawn (Magic Tree House)
http://www.suox.com/amazon2/index.php?Operation=ItemLookup&ItemId=067982412X

【9-D-1】ソフトウェア・セル生産方式によるSoftware Factoiresの実現
は華麗にスルーしてしまった。松本先生のSoftwareFactoriesについてはアジャパセミナーで概要が聞けたのと、
今の会社じゃアジャパの活動をさせてもらえないという消極的な理由。

【9-D-2】.NET開発において、ソースコードから未テスト箇所を完全に無くす
コンピュウェアのテスト ソリューション ”例外シミュレーション”+”カバレッジ分析”+”テストの自動化”〜
カバレッジツールの紹介でした。売りは、

  • 複数のテストケースの結果をマージしてカバレッジ率を出せる
  • 例外エラーのシュミレーション

→従来はカバレッジ率100%を数値目標とすることが出来なかったが、できるようになる。
ということでしたが、さりげなく言われた恐ろしい一言が。

協力会社さんに100%の数値目標を持っていただくことも出来ます。

大手ベンダのマネージャが下請け会社に強要する構図がありありと浮かんでしまった。

【9-D-3】ASP.NETによるAjax実装
吉松さんは過去4年発表しているそうだが、全部違う会社だと言ってた。しかしなぜ半そで?
Atlasってファイルの拡張子を変更したりとなんか強引な気が。というか現時点では商用サイトで使えないライセンスだとか。Ajax.NETもあるし、とりあえず様子見でいいかな。

【9-D-4】コンポーネントベース開発のススメ
八巻さんって、多分僕より若い。モテそう。って話はどうでもよくて。サポート業務やってるだけあって言葉遣いも丁寧で、「俺も営業的な仕事を経験して、強制的にヒューマンスキルを上げた方がよっぽど将来的に役に立つかも」と軽く悩んだ。「
.NETの拡張プロバイダを使えば、AOP的にコントロールを作成できて、再利用性の高いコンポーネントが作れるよ。でも再利用自体が少なければ、ガリガリ書いたコードとコストが変わらないから、最初っからGrapeCityの製品買ってね。」という話。VBは言語がオブジェクト指向に対応していても技術者がオブジェクト指向非対応なけースが多いので、VBな人に聴いてもらいたいと思った。

【9-D-5】.NET開発者のためのDIコンテナ入門 〜TDDで実装する簡易DIコンテナ〜
Seasar2スゲー!
これはもうソース読むしかないといういことで。3月からRubiestになる予定の自分としては同時刻の高橋さんのセッションもかなり行きたかったけどね。→2006/11/25現在Rubyな人にはなれていない。

【9-D-6】Team Foundation Server によるチーム開発コトハジメ
実はあんまり期待してなかったセッションだったけど、TFSって僕がほしいと思ってものじゃん!ただ、ここまでツール化すると、PCの外での見える化的マネジメントとの配分がどうなるか。愚直なチームほどツールに傾倒しそう。多分長所を生かした活用法を誰かが思いつくんだろうな。真っ先に思ったのはWikiを使っているチームは共存に問題が出そう。誰か「VisualStudioTeamSystemを使ったUNIX開発」とか発表してほしいな。
質問「MSのWindowsやOfficeはMSF AgileかMSF CMMIのどちらで作られているのか?」
回答「どちらでもない。MSはチーム単位で開発プロセスを採用する。
Agileも最近は多く、特にScrumやTDDの採用が多い。ただ、XPのペアプログラミングは否定的意見も少なくない。」

【9-B-7】Developer 2.0 への自分探し 〜キャリアアップのための自己啓発ワークショップ〜with メディテーション
なぜかグッと来てほんのり涙が出た。最後は怪しい自己啓発セミナー(失礼)のようになってた(笑。現場ではモニターのこちら側を軽視しすぎだと常々思っているので、こういう身体性重視のセッションはとてもいい。