FFFTPでUNIXのドットファイルをWindowsに持ってくる

今のプロジェクトのプラットフォームはUNIX(HP-UX)なのですが、コーディングをWindowsのテキストディタ(秀丸やサクラディタ等)を使う人が多いせいもあり、Windows上にUNIXディレクトリ構成を真似たフォルダ構成を作ってTortoiseSVNで管理しています(UNIXにはCVSが入っているのでそれを使えばよいのですが、他メンバの学習コストの都合上)。

例えば、UNIXログイン時のディレクトリをホームディレクトリ以外にしたい、といった理由でUNIXドットファイルもバージョン管理する必要があるのですが、ツールによってはこれが面倒になります。
通常のテキストファイルであれば、FFFTPのASCIIモードでアップロード&ダウンロードをして後はTortoiseSVNGUI操作をすればいいだけなのですが、ドットファイルだと一瞬手間取ります。
まず、FFFTPでは、接続しているUNIXドットファイルが表示されません。
「表示」メニューに「.で始まるファイルを表示」というのがありますが、これはWindows側にしか設定が反映されないようです。
そこで、ドットではじまらないようにファイル名を変更してみます。(例えばcpコマンドで別名で同じ内容のファイルを作ります。)

cp -p .profile dot_profile

さあ、これで表示されたぞ、とWindows側にダウンロードします。
そして、Windowsエクスプローラでファイル名を「dot_profile」→「.profile」に変更しようとするのですが、

ファイル名を入力してください。

と警告が出てしまいます。ドット始まりのファイルに名前を変えようとすると拡張子だけを入力したものと扱われるからです。
そこで、FFFTPコンテキストメニューで「名前を変えてダウンロード」を選択肢し、「dot_profile」というファイルを「.profile」という名前でダウンロードします。
これで、「.profile」というファイルがWindowsに作成され、ドットファイルWindows上で管理することができるようになります。
まぁ、ただのバッドノウハウTipsですね。