パソコン辞典によるデスマーチの解説が的確すぎる件について

会社で技術評論社の『2006-'07年版 [最新] パソコン用語事典』を見たのですが、デス・マーチの解説がすごすぎます。

デス・マーチ
death march
(語源)死の行軍、死の行進。
[言葉]クライアント(顧客)側からの無理かつ無謀な仕様要求と納期設定に対し、無能な管理者の指揮の下でシステム開発をせざるを得なくなっている状況のこと。多くの場合、工程か結果において破綻する。

説明が的確すぎます。では、XPについてはどうでしょうか。

Extreme Programming(1)、
Windows XP(2)
(1)[言語]「プログラマーは人間である」という思想のもと、叩き台となるプログラムを早期開発し、リスクを軽減するために開発初期から積極的にテストを繰り返してくことで開発を進めるソフトウェア工程のこと。Ward Cunningham氏、Kent Beck氏、Ron Jeffries氏によって提唱されいてる。

本来ならば「プログラマーは人間である」というのは思想ではなくてただの常識ではないのでしょうか。もしかして「プログラマーは人間でない」という思想が主流なんでしょうか。2つの説明を見ると、日本の現状はデスマーチが根付くXP不毛の地なのでは、と感じたました。