考具―考えるための道具、持っていますか?
2006/03/29読み始め
2006/03/30読了
マンダラートやマインドマップ、フォトリーディングあたりも扱っていて、よさそうな本だと思っていたけど、期待が大きかった分、少なからずガッカリした。文体や話の持っていき方が、著者の職業である広告業界くさい。一般人が抱くバイアスのまんまとでも言おうか。僕の求めた「知的生産の方法」というよりは「ネタの出し方」と表現した方がいいかな。マインドマップやフォトリーディングを知らなかった層には、それらをどう活用するか、まさに「考具」としての使い方を知ることができ、良い本になると思う。僕は「カラーバス」に関する記述が読めただけでもこの本の価値はあったと思う。
考具―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治 (著)
□本書の参考文献一覧をあと書く。