ブラック企業だよアハハ

■「悪い会社」に入らないための5つの方法 by NC-15
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20061028/1162036603
■悪い会社を避ける方法
http://blog.livedoor.jp/clausemitz/archives/50346020.html
こんなIT会社(WEBサービス系)に転職してはいけない
http://blog.livedoor.jp/picmoe/archives/50256633.html

当然私の所属会社も某掲示板でブラック認定されてました。
こころあたりのある部分を書いてみる。

  • 完全な派遣体質。それも偽装
  • 社長が派遣会社を目指している
  • PMがお偉いさんとのゴルフやらバーベキューに行くのに女性社員に声かけていた。断れずに数人参加したらしい。
  • 四重派遣
  • 本社に社員の座席がない(NTTDの人にネタにされた。)
  • 自分のPCがないのにどうやってメールを受信しろと?
  • 技術者がゼロ、作業者のみ
  • おそろしく不勉強な文化 「この本自分で買ったの?」と聞いてくる人には驚いた。
  • 自社システムやネットワークが完全に外注
  • プロジェクト運営はコンサルに作ってもらっている
  • 健康診断以外で会社に帰社したことがない人が多数
  • 独身率が異常に高い
  • 中堅がいない。
  • 同じフロアで倒れた人が二人(一年間で)
  • 社内で盗難
  • 某お偉いさんの妻の企業を自社専属協力企業として扱う(新人研修も同じ)
  • 死んだような職場なのに新人歓迎会などの飲み会当日だけはがんばる(特に上の人)
  • 部署が企画した飲み会の次の日は午前半休と全休がとても多い
  • ISO9001取得の過程が形骸化(審査員がくる日だけ)

とまあ、悲惨。それでも根っこから腐った人間というのはなかなかいないわけで、1年以上頑張ってみた訳ですよ。例えどんなブラックな企業でも一度雇用されている恩には報いる必要があると感じていた。そして強く思っていたのは、転職するにしても何かをやり遂げなくては会社を離れるわけにはいかないということ。一流の技術者になるための課題を一つ終了してこそ会社を辞めるべきであって、今の会社から逃げるために辞めるのでは、また同じ問題にぶちあたる。ソフトウェア開発は、優れた人であっても間違ったことをしてしまうような難しいものなんだ。程度の差はあれ、優良な企業であっても僕が悩まされるような問題をいくつかは抱えているはずなんだ。そう思っていろいろ行動してみた。でも今は、僕では無理だと諦めた。Kent Beckが人は変えられないと言うのももっともだと実感を伴って感じる。僕を見て変わってくれる人がいるかもしれないが、それまで待てない。会社に残る以外に方法はたくさんあるのにあえてリスクの高いかけをすることはできない。今は、自分への無力感と、無駄な事をやってきたという後悔と、会社の体質に対するいらだちと、これからどうしようという焦りでいっぱいだ。