おしゃれなエコが世界を救う

Ruby会議2008の3日目は体調が悪くて家でストリーミングで見たんだけど、「多様性」がテーマとかで、ちょうどこの日に読んだので、ひっかかった言葉がいくつか。

世界を変えるのは、政治家やビジネス・リーダーだけではありません。すべてのひとびとにその力があります。変化に必要なのは多様性なのですから。

(カギを握るのは、やっぱり「人」よね。)
私は面接をしてスタッフを増やし、チームを作ることにしました。採用のポイントは、個性や発想。出身や年齢にはこだわらず、いろんな文化的背景を持つ人たちを選びました。すると、メンバー全員が私と同じくらいの歳で、アフリカ系、インド系、ジャマイカ系など、さまざまな人種が入り交じる、ダイナミックなチームができました。
 こうして取り組んだプロモーションは大成功。読者数は予想以上にアップし、雑誌の存在感は日に日に高まりました。私たちのチームは、社内の評判を一気に集めたのです。
 そのころ出版業界で働いていたのは、ほとんどが白人のミドルクラスの人たち。人種も出身もさまざまなチームの活躍は、みんなを驚かせました。

ビジネスを成長させることで得られる成果は、利益だけで測られるものではなく、社会的・環境的な指標でも測られることになります。
 そして、最大の成果は、人の考え方やビジネスのやり方に「変化」が生まれることなのです。

私の大好きなガンジーの言葉があります。それは、
“Be the change you want to see.”
世界に変化を求めるなら、まず自分がその変化になりなさい。
不正や不条理に腹を立てたり、あきらめたりしているだけでは、世界は変わりません。
まずは自分が変化のために一歩を踏み出してみること。
そこからすべてが始まるのです。

おしゃれなエコが世界を救う

おしゃれなエコが世界を救う

2008/06/22着手
2008/06/22読了