ボストンでのRuby on Railsの学び方

この記事は、2011年12月5日にBostInnoに掲載された、Dan Croak氏による"How to Learn Ruby on Rails in Boston"の翻訳です。本人の許可を得て紹介します。
原文URLは以下より。
http://bostinno.com/2011/12/05/how-to-learn-ruby-on-rails-in-boston/

ボストンでのRuby on Railsの学び方

Ruby on Railsは人気のWebアプリフレームワークで、Twitter、Groupon、Amazon、New York Timesなどで使われていて、プログラミング言語Rubyで書かれている。
この記事は、ステップバイステップで学んでいく、相当チープな学習プログラム。
シンプルではないけど、一直線に学ぶ。簡単ではないけど、やり遂げられる。
数週間から数ヶ月かかるけど、最後にはRailsアプリを書くのが心地よくなる。

• 情熱を持てるプロジェクトを作ろう。

• Railsを上手いこと学ぶのには、作ってるプロダクトに気をつける必要がある。書籍とドキュメントを読むことが必要だけど、それだけじゃ十分じゃない。学びながら実際に作る。

• 開発環境とプロダクション環境をセットアップしよう。

• Mac OS Xのラップトップを使おう。セットアップするには、このスクリプトとこれらのドットファイルの指示に従おう。

• Github(月7ドルから)にコードを保管して、プロダクション環境のアプリをHeroku(シンプルなアプリなら無料)にデプロイしよう。アカウントを作ろう。

• 開発中はAPIドキュメントを参照しよう。それらをブックマークしよう。

• 毎日少しずつ学ぶ習慣を身につけよう。

• Programming Ruby 1.9(eBookは25ドル)、通称"ピッケル本"を、自分で、1日1章読む。Rubyというプログラミング言語を学ぶにはこの本が必要。

• Ruby on Rails Guide（無料）を、自分で、1日1章読む。RailsというWebアプリフレームワークを学ぶにはこれが必要。

• Railscast（無料）を、自分で、1日1エピソード視る。興味のあるものを1つ選んで視る。サードパーティRuby gemsのエコシステムを学ぶのにはこれが必要。

• 自分でコンポーネントを書く前に再利用しよう。

• 君がやろうとしているタスクは、たいてい誰か役立つライブラリをすでに書いている。The Ruby Toolbox（無料）を参照して、必要なら、the Boston Ruby Group mailing list（無料）に質問しよう。

• ハマって時間を無駄にしてはいけない。

• エラーになったら、Googleにコピペしよう。たいてい説明が見つかる。

• 見つからなければ、StackOverflow（無料）かthe Boston Ruby Group mailing list（無料）に投稿しよう。

• 考え方や、やり方で助けが必要になったら、エキスパートと個人的に話そう。

• より深い概念を理解する助けが必要になったり、君の情熱プロジェクトのコードベースを誰かに個人的にレビューしてもらうことが必要になったら、Rails mentor（無料）でメンターとの面談を設定するか、毎月第一火曜日にthoughtbotのオフィスで開催されるBoston Ruby hackfestに参加しよう。

• Railsのパーツを理解しようとしていて、それらのパーツがどう一体となって動くか理解ができないのであれば、Skillshare（50ドルから500ドル）のワークショップか、thoughtbotの2日間集中ハンズオンワークショップ（1,099ドル）に申し込もう。

• 一気に他の開発者と会って、Railsデベロッパーとしての職を得たいなら、毎月第二火曜に開催されるBoston Ruby meetingsの後でバーに行こう。いつもならMeadhallで飲んでる。

グッドラック、そしてハッピーコーディング！

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以下コメント欄より

Alexのコメント

初心者にには"Learn Ruby the Hard Way"もリストに追加したい。赤いニシンのタイトルのやつ。簡単にプログラミングするキーコンセプトとプラクティスを学べる。

Bryanのコメント

その本を最近読んだよ。開発経験していてもすごく価値がある本だと思うよ。 Ruby on Rails Tutorial(無料で、最高の教材)をやってる途中で基礎を磨き上げるのにすごくいいね。フレームワークが作られているような言語をしっかりと理解してはじめて、フレームワークが本当に使えるようになると思うんだよね。（訳注：この訳文あやしいです。"Getting a solid understanding of the language a framework is built on IMO is a prerequisite to getting truly usable results out of that framework."のIMOとはiMOを指しているように思うのですが、文法的におかしく見えて正確に読めません。後ほど調べて確定させます。） #=> 修正しました。

Danの返信

イイネ！その本聞いたことなかったよ。

Danの返信

僕も学習していたとき同じことを思ったよ。もっと基礎が必要だね。そのときはDavid Blackの言う"RailsのためのRuby"で、僕には全然違うものだったんだ。今では時代遅れの考えだね。

クリストファーのコメント

なんでRubyやるのにGCCインストーラがいるの？

Danの返信

Rubyは自分のシステムでコンパイルが必要なんだ。Mac OS XにはRubyがプリインストールされているけど（フレームワークとして）、多くの人が古いバージョンだと考えてるやつなんだ。デフォルトじゃGNU build toolsが何もインストールされていないんで、それをインストールしてやる必要があるんだ。Ruby本体にGCCは必要ないんだけど、周辺ツールで間違いなく必要になるんだ。native extensionのRuby gems（例えばNokogiri）、画像加工ライブラリのImageMagick、データベース周りのPostgresやRedisなにかでね。

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