UML&Javaオブジェクト指向開発 入門編―静的モデリングと動的モデリング
各図の解説というよりはオブジェクト指向開発で各図がどう関連しているかに重点がある。Javaに関する部分は少なかったのでJavaの文字に惹かれた人は注意。CASEツールの例としてJUDEの例が数ページある。
なお、第1章から第3章までと同内容の記事がウェブにある。
オブジェクト指向分析/設計概論
http://www.asahi-net.or.jp/~dp8t-asm/java/articles/OOAD/article.html#id_308_
メモ
- 過去40年のソフトウェア工学の蓄積の上に構築された技術体系を理解する必要があるところにオブジェクト指向開発の本当の難しさの理由がある
- オブジェクト指向分析、オブジェクト指向設計、ユースケース分析の3つの流派の代表的な開発メソッドがOMT、Boochメソッド、OOSE
- 機能モデルと要求モデル
- アーキテクチャセントリック
- 汎化は集合における部分集合の関係であり、継承とは異なった概念
- シーケンス図が不完全なのに対しステートチャート図は完全
- シーケンス図には総称形式とインスタンス形式の2つの形式があるがコラボレーション図はインスタンス形式が基本で、リンクやアソシエーションが存在するので単純に両者を変換できない
UML&Javaオブジェクト指向開発 入門編―静的モデリングと動的モデリング
- 作者: 浅海智晴
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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2007/06/10読了