謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦

博報堂の二人がネットビジネス思いついて、電通国際情報サービスの知り合い引っこ抜いて、上場企業に発注したら下請けに出してるだけで何もできてこなくて裁判でお金取り返して、福井の会社に発注して、サービスインして、なかなかユーザ増えなかったけど、だんだん儲かって、第二弾、第三弾と続いてますよ、って話でした。福井の会社の見積もりが詳細化されていて、最初の打ち合わせが山奥の保養所でバーベキューだったとのくだりを書店で見て「もしかして某社?」と思ってつい購入してしまいました。「弊社じゃないです」ってコメントされそうですが。開発請け負った会社はちゃんと儲かっているのか?途中で縁を切ることになった会社に感謝しているとあってもほんとのところどうだったの?とか思ってしまうわけです。ユニークな社風をアピールしてる部分とか見ても面白くないと思います。ネットベンチャーの成功体験読んで悶々としたい人か、今の良い状況を捨てる勇気の足りない人向けです。博報堂の仕事を捨てて、なおかつベンチャーで成功してしまうというのは、すごいっていうか頭おかしいってレベルで賞賛できると思います。

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦

2008/06/11着手
2008/06/11読了