いちばんやさしいPMBOKの本 (技評SE新書)

アジャイルって、そんなのが金融で通用するか」、「しょせんプログラミングなんか3〜4年やれば極められるよね」っていう以前の部署の先輩がなぜか盲信して資格の勉強をしているので、気になって読んでみました。僕自身は、有力な思考フレームワークの一つで、役には立つけど、汎用的すぎるのが弱点、あと受験商売がね、っていうイメージを持っていました。むしろ持ってる人の方が(略。著者みたいなPMP取得者ばかりなら失敗プロジェクトは激減しますよね。本書で紹介されている『計画の科学―どこでも使えるPERT・CPM (ブルーバックス)』ですが、『SEライフ〈Vol.1〉SEが28歳までに身につける28の力』で紹介されて以来まだ読めていなくて、「あちゃー」と思ったわけですが、ちょうど良いタイミングで紹介されていたので、読みましょうか。

『計画力を強くする』でも感じたのですが、加藤さんの本は熱いところがいいです。「科学する」というと機械的な感じがしますが、むしろ人間くささを感じます。特に第6章「フォロー・アップ(計画の追跡)」は必読でしょう。

計画に生命を吹き込むフォローアップ〜『計画の科学』 - Be Happyman!!

いちばんやさしいPMBOKの本 (技評SE新書)

いちばんやさしいPMBOKの本 (技評SE新書)

2008/07/16着手
2008/07/16読了