自分が手を上げたときに周りがサポートしてくれるかが重要

どんな会社にも、一つや二つはあるだろう。何か問題が発生したときに、その原因をたどっていくと、いつも最後は同じ「根」に突き当たる。みんな、「結局うちはいつもそこが問題なんだよな」と苦笑いしているのだが、いつまでたってもそれはなくならない。

これは、あるなぁ。システムの運用でもあるな。「あのモジュールがイケテないから」とか、わかってるけど手がつけられない問題ってあるよなぁ。こんな時リーダーが「とにかくやれ!」と言ってくれると、すごく助かる。自分で手を上げるのが一番なんだけど、根の深い問題って、対応にすごく時間と金がかかるから。

デッドライン仕事術 - 旧cyberarchitect

「こんなのやりたい」と言ったときに周りがどういう反応をするか、ですよね。

  • 自分が信頼貯金を積み立ててきたか(周りが付いてくるか)
  • 説得の材料は十分か(当事者にメリットがあるか、客観的なリスクの評価や実績のあるアプローチかどうか)
  • 説得の仕方が間違っていないか(熱意があるか、上から目線だったり技術風を吹かせていないか)
  • 責任を負うのは誰か(特に偉い人対策)

ってところがポイントではないでしょうか。デスマーチだと、自分の生活や命を守るのに精一杯で手を上げられないとか、リスクが大きいことに挑戦するのは相当なプレッシャーだったりするはずです。そんなときにリーダーが背中を押してくれると何より心強いと思います。自分の場合は、組織に対して十分コミットメントできなかったので、いろいろとアプローチの仕方を間違えてしまっていた(自分で気づいていたのも多かった)ので、反省するところも多いです。合意形成するプロセスが重要になるのでしょうね。