アジャイルサムライ読書会渋谷道場の実況中継的な何か
『アジャイルサムライ−達人開発者への道−』の読書会に参加してきたので、実況中継的な何かを残しておきます。かなり細かくメモ取ったので、参加者以外にはわかりづらいと思います。だが、それでいいのだ。当然ながら発言者とその意図の文責は私にあります。Github Wikiに書こうと思ったけど、あっちの方は既にコンパクトにまとめられてたので、とりあえずこっちに書いときます(転記するのは構いませんよ)。会話形式って書くの難しいですね。
司会:おおつかさん(@HIROCAST)(懇親会で隣になるまでAct As Professionalの人だと気づかなかったw)
@HIROCAST
「3章まで読んでいない人?」=>いない
=>「気になることを書いてない人?」=>ちらほら
=>「この回は皆さんがしゃべる会です。」
=>「本の内容をダラダラ朗読するわけではない」
=>「会場諸注意:軽食OK、トイレも自由に。WiFiはさっき手を挙げた人だけ。」(ニジボックスさん、会場提供ありがとうございます。)
=>「5回くらいで終わりたいと思っている。」
=>「終わったら100人ぐらいで合同でやりたい。」
=>「湯島あたりがアジャイラな人たち囲っていて『お前らずるいぞ』って話をしている。」
=>「偵察できないように各地で同時開催?」
=>「新宿の方が近い人たちは?」=>ちらほら
=>「2回目以降新宿でやるかも。」
=>「アジャイル開発経験者?」=>5人くらい。
=>「あまり実践していないけどアジャイルの話を聞きたいから来たという人?」=>多数
=>「テーブルごとでは無理がありそうなのでまずは一緒に話し合おうと。」
ピックアップした内容について
「随時「それどういうことですか?」とつっこんで。」
「全部終わらなくてもいいし、脱線してもいいので、ここでしか聞けない話を持ち帰ってください。」
まずは、@todeskingさんの気になること=>来てない!wのでとりあえず始める
Q. p.7「誰もがこの働き方を気に入るわけではない。」「他にどんな方法があるのか。」
@HIROCAST「WFとかだけど中身アジャイルなことやったことある人?」
=>「自分たちの契約の範囲内だけユーザストーリーとかやった。」
=>「全部のステークホルダーを巻き込んではやれない。」
=>「上手く回った感がある。」
=>@HIROCAST「マスターセンセイkakutani 「0/1じゃなくてアジャイルさの度合いで考えるとしっくりくるよ。」」
=>@HIROCAST「海外とか1/4の時点で、ここまでできてなかったら契約破棄とか。」
=>「ある」
=>「段階で切り替わっていく?」
=>「中間的なやり方もあると思う。リーダーが責任を持つ方法」
ここで@todeskingさん登場
@todesking「アジャイルは顧客含めて覚悟がいる。アジャイルじゃない顧客と仕事するには?」
「例えば、50人ぐらいのチーム全体はアジャイルがやだ。とか。」
「ミックスしてやるだけでも幸せ度がアップするのでは?」
@todesking「動くソフトウェアとは何なのか?」
=>「プロトタイピングがそのまま製品になるケースが経験上ある」
=>「TDDでやったときの1.3倍の遅さを許容するのか。」
=>@HIROCAST「スパイク期間(XPの手法らしい。詳しくはTAO本参照)」
=>「初期のフィーチャーをリリースするのかどうか」
=>「あらかじめ同意しておくかどうか
=>「動かないソフトウェア」
=>「プロトタイプを納品しても動かないのでそれで納品したことになるのか。」
=>@fukumori「アジャイルじゃないと実装何%テスト何%って報告するのが非常にしんどい。」
=>「ユーザーストーリーに基づいた開発。10人強」
=>「ユーザストーリーが上手くわけられていると上手くいくが。」
=>「作り初めて密接に絡んでいることがわかってきたケース」
=>「分割がキー」
=>@HIROCAST「ユーザストーリーは書けないけど画面を作ることならできる、という人」
=>「あなたブロッカーですよ。って話。」
=>@?「物理演算だけ、とかそういう役割の人が出ることもある」
=>@HIROCAST「ユーザストーリー作る人とデベロッパとのコミュニケーションや相性が重要」
=>「ユーザストーリーは最初からできないと思う。すごい難しい。」
=>「すくすくスクラムでやった回がある。」
Q.「ユーザーストーリーを一緒にやった方がいい場合はあるのか?」
=>@?「小さければ、やってもいいのでは?」
=>@HIROCAST「ストーリーが分かれるということは要求や優先度が絶対に違うはず。」
=>「一緒にしようかという機能は(放っておくと)たいがい最後まで実装されない」
Q.「UIの設計はどこ(いつ)やっている?」
=>@HIROCAST「ストーリー分割した後」
=>同意者あり
Q.「WebアプリはUIと密なので分離できないのでは?」
=>「見積もりの各人の差分を埋めるのはまずやる」
=>ここにもう一段議論があったはずなのですが失念。。。
=>「ストーリーが分かれる」
=>@?(スクラム実践者)「優先順位が一番重要で上からやっていく」
=>「次のスプリントに入るまでに残っているストーリーが変わってくる」
=>「スプリントあまった期間に、「この画面直すくらいならこの機能を実装してほしい。」っていいうのがよくある。」
=>@?「相対的な見積もりで上手くやるという話があるが。」
=>「絶対的なガントチャート」
=>@HIROCAST「マコネルの見積もりの本(『ソフトウェア見積り』)が参考になるかも」
=>「マスターセンセイこと角谷先生が『アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~』で「ワシが5年間やってきたので間違いない」と言っておられる。」
=>@?「12月リリースのスクラム実施中。完了の定義が不十分で、早くもレビューでモメて痛い目にあった」
=>@HIROCAST「『ユーザーストーリー』と言わないで『よくわかんないから要求を箇条書きにしないか?』とか。」
2章へ
Q.「顧客って誰?」
=>「お金持っている人?『某SalesなんとかさんのNo.1顧客がなんとかだからこの機能が入りました。』」
=>「ペルソナとか「営業部アンケートとってこいや」とか。」
Q.ちょっと忘れた。
=>@HIROCAST「チームを組織すると縦割りに最初組織されるが、「境界線を超えられる人は誰なのか?」を考える。」
=>ボトルネックはきっとどこかにある。」
=>「『アジャイルだからクロスファンクショナルでやるんだよ!』ではなく『あの人大変なんで手伝ってあげてよ。』」
Q.p.32のセリフについて「僕をキーボードを持った顧客だと思いねぇ」
=>原著にあたる=>英語でも同じことが書いてある
=>@suginoy「Kent Beck?のプロペラ帽では?役割の切り替える。」
次の日のTwitter
=>@HIROCAST「『ドックフードを食え。』かも。自分が最初の顧客になる。」
Q.「Web系のサービスの場合、顧客は用意できないのか?」
=>「プログラマでできるか?」=>できないでしょう(数人)
=>この場合はプロジェクト憲章をつくるときにいる人では?」
=>「発注責任的な?」
@HIROCAST「終わってないけど時間がきたので切る(アジャイルはイテレーションで切るのが重要なんでw)」
3章
Q.「バスのメタファーは何を意味している?」
=>合意
=>@?「『ビジョナリーカンパニー』にも出てくる。『〜の場合は降りてもらう。』」
=>p.43も参照
=>「バス自体がプロジェクト。乗った物自体がバスじゃなくてミサイルが別々に飛んでいくとか。」
@HIROCAST「インセプションデッキを書いた。」
=>「全員が合意してないから完璧には書けないが。」
=>テンプレート公開されているのでDLしてみて。」
Q.「やらないことリストにいつも出てくるようなものは?」
=>@HIROCAST「3ヶ月以上に渡るフューチャーは絶対やらない。」
=>「例えばプロトタイプはやらないことをはっきりさせるべき。例)汎用性のあるライブラリは作らない。」
=>「夜も眠れない問題自体は全然大事じゃない。その中で投資すべき価値のあるものを見つけるのが大事。」
=>「○○さんが突然いなくなるととか考えても仕方ない。」
=>「『ビルドサーバ遅い。これ毎日やるなら買い替えた方がいいんじゃない?』は投資する価値がある」
=>「一部だけでも書くことが重要」
Q.「期間の見極め」
=>「5章に言及あるかも。」
=>「『アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~』に当る当らないの話がある。ズレる60%を出しましょうという話。」
=>「最悪キーパーソンのメンバーがいなくなるという話も」
=>@?「優先順付けでしのぐ」
=>「スナップショットで計画を立てるので、後でやるかやらないかがはっきりしてくる。」
=>「書き出して見直すことが重要。」
=>「リストにしておかないと後で爆発することがある」
=>@?「優先順位と足切りラインを最初に決めておく
@HIROCAST「やらないことリストはあんまり細かい話ではないと思う。例)『旧システムと連携しない』」
@HIROCAST「今日はここまで。」
「KPT欄をWikiに追加するので書いておいてください。」
「次回は4~6章。ボリュームあるので4,5章までになるかも。」
Try
飲み会。この後行きます。
Problem
女子枠がほしい。女子力が足りない。
終了(一同拍手)
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